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Posted by 一平 - 2011.02.03,Thu

大場栄はサイパンでは有名で、ガイドは映画の原作「タッポーチョ」を読んでおり、映画「太平洋の奇跡」が上映されることも現地の日本語フリーペーパーで紹介されていた。さらにこの映画によってサイパンの観光客が増えることを期待していた。サイパンは日本人の観光客が減少し、替わりに韓国の若者で賑わっていた。サイパンでは韓国人犠牲者も多数おり、日本とは別に立派な慰霊碑が建立されていた。

 サイパンには至る所に戦時を伝える観光掲示板があり、何カ所かで大場栄の活躍が掲示されていた。サイパンでの日米両軍激突の記録は米軍が管理している戦勝メモリアル記念館の試写室でビデオを見ることができた。記念館にはアメリカ人にとってのサイパン戦の軍事的意義と米兵がいかに果敢に戦ったかをビデオとパノラマや写真、実物が展示されていた。

 そこには大場栄が山を下りて降服したときの写真が展示されていた。

大場栄が山から整然と行進し、待ちかまえる米兵に停戦の印として、軍刀を渡している写真であった。久充さんはその前で記念写真を撮った。大場栄の息子が来館したことを、館の責任者が喜び、記念にと勲章のようなメダルをプレゼントしてくれた。

メモリアル館には英文の本の中に日本語の本が売られていた。そこで、ジョン・ダワーの書いた「敗北を抱きしめて」(岩波書店)を購入した。

帰国後それを読み、色々と考えさせられることが多くあった。

 


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